ローマの工房 1日目
2012/1/18 記事より…
初日
言葉って大切です。痛感してます。
今日は日本から持ってきた工具を見せたり、
仕事を見せてもらったり…。
単語の確認をしながら riparazione(修理) を二つ見せてもらいました。
まずはパールがついたアクセサリーの修理。
こちらではシルバーを身につける人もいるけれどほとんど18金が主流だそうです。
修理していたのは18金のホワイトゴールド。
oro bianco a 18 carati.
パールに穴を開け直して、ゴールドにはパーツをろう付け (※金属同士を接合させる はんだづけのような作業)
そのパーツは使わない地金を溶かして作っていました。
ものすごい火力。
まぁ、火力が強くないと溶けないですから。
なんという呼び名か書いてもらったのにわからなくなりました(-。-;
金属を潰して溝の細さにする機械で細く伸ばし、
morsa(万力)にtrafila(ダイス?)を挟んでそこに細くした金属を通して引っ張り更に細く。
*すぐ硬くなってしまい折れやすいので工程ごとになましなおし(※熱し直すこと)が必要と。
原始的な、酸素は自分の息で吹き込むバーナーが机にありました。
最終的なsaldatura(ろう付け)はここで。
パールの修理のあとは、18金のイエローゴールドでできたブレスレットの修理。
braccialetto di oro giallo a 18 carati.
acqua(水)とborace(フラックス ※金属に付着している酸化物や汚れなどを取り除いたり酸化を防いだりする薬剤)
を塗り lega(銀ろうと同じかな…?)をのせて saldatura(ろう付け)から。
ろう付けで黒ずむのでacido(酸)につけてlavare(洗浄)。
水で洗ったらpulimentatrice(バフ ※研磨機)にて研磨。
金属によって二番目の研磨剤も変えるらしい。
そして洗剤入りのお湯で洗い
segatura(おがくず)の中に入れて水分をとる=asciugare(乾燥させる)。
次回は辞書忘れないようにしないと!!
disegno(デザイン)をしてから製作に入ります♪
楽しもう!
フラットな自分でいられるように…。
今読み返すと色々とツッコミどころが…
わかりづらいところは注釈入れさせていただきました。
自分への覚書の意味も込めてブログを書いていたような気がします。
誰かに伝えるため、伝えたいという思いが伝わってこない印象ですが…ほぼ原文のまま載せています。
とにかく全てが新鮮で ”ただそこにいる” それだけでもアドレナリンが出るような毎日でした。
そんな到着後5日目のブログ。
意外と初期は頻繁に書いていたようですが全てをリライトするのではなく
興味を持っていただけるような記事を選びつつ
このようにコメントも残しつつ公開させていただこうかなと思います。
何か気になることなどありましたらコメントもしくは
コンタクトやインスタDMからメッセージいただければと思います🙏
m a n a m i
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